傘を長持ちさせるお手入れの方法とは?丸洗いはしても良いの?
雨や雪の日の外出と言えば雨傘が付き物。
あまり日常では気にしないことですが、実は1本の傘には約50個ものパーツがあり、大変デリケートな道具なのです。
ビニール傘などには大して愛着が湧かなくても、自らが好んで選んだお気に入りの傘は大切に長く使いたいものです。
そんな傘のお手入れについてまとめていきたいと思います。
傘を使った後、干していますか?
傘は濡れたままにしておくと湿気が中にたまり、骨部分のサビや、生地部分のカビや汚れ、変色、悪臭の原因になります。
悪臭が漂う場合には、バクテリアが繁殖しているということです。
必ず水滴を落とし、傘を広げて、できるだけ短時間で陰干しをしましょう。
直射日光にさらしてしまうと、色あせを引き起こす原因となりますのでご注意ください。
なお、陰干しに向いている場所としては、玄関先、ベランダ、お風呂場などがあります。
お風呂場は元々水を扱う場所ですので、傘を干す場所としても向いています。
(我が家では雨が降るとお風呂場に傘を干しています。)
★折りたたみ傘の臭いを取る方法についてこちらの記事にまとめています。
よければ合わせてお読みください!
傘は丸洗いが可能か?
そうなのです。傘は丸洗いが可能なのです。
傘に付く泥や大気中のホコリなどは、お風呂場で丸洗いしてしまいましょう!
方法は以下の通りです。
5~10倍に薄めた洗濯用中性洗剤をスポンジにたっぷり含ませ、ポンポンと軽く表面を押さえながら洗います。
汚れやすい折り山部分の筋汚れは丁寧にこすってください。
内側も忘れずに洗います。
洗った後は、シャワーでしっかり泡を洗い流しましょう。
ある程度渇いた後は、軽くドライヤーを当ててください。
これはフッ素樹脂を使用した、はっ水加工の効果を蘇らせるためです。
ドライヤーの使用が難しい場合は、風通しの良いところで、傘にまんべんなく防水スプレーを吹きかけてください。
傘を長持ちさせるためにできること
日ごろから傘は無理に開いてはいけません。
生地をほぐし、骨部分の間隔を開けて広い場所で真上に向けて開きます。
やりがちなことですが、傘に付いた水を切る時は、左右に振ったりトントンと床を突くのはダメです。
「少し開いて閉じて」を繰り返すのが正解です。
そして、傘を長持ちさせる究極のコツは靴と同様、2~3本の傘を使いまわすことです。
そのことにより傘に休息を与えながら使うことができるため、傘の使用頻度が上がる梅雨時などは消耗を減らすことができます。
傘を長持ちさせる方法まとめ
ちょっとした気の遣いようで、傘を長持ちさせることができます。
お気に入りの傘を手に入れた暁には、少しの手間と深い愛情で末永く使いたいものですね。
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