彼岸花時期の巾着田は犬連れ可能?犬の公園マナーと毒に注意が必要!
これまで、巾着田の曼珠沙華公園について触れてきました。
せっかくの広大な土地にある巾着田。
大自然の中を、大好きなペットを連れて行きたいですよね。
今回は巾着田にペットを連れて行っても良いかという点について、実際に確認した内容をご説明します。
彼岸花シーズンの巾着田に犬連れて訪れても良い?
巾着田のホームページにペットに関する記述はありませんでした。
例年、ペットを連れている方を多く見かけますが、果たしてルールとして許されているのでしょうか。
疑問に思いましたので、日高市役所産業振興課に直接問い合わせてみました。
頂いた回答は以下です。
『周りの来場者のお客様にご配慮を頂ければ、ペット連れでの入場は可能』とのこと。
中には動物が苦手なお客様もいらっしゃるので、そういうお客様に配慮をしていただければ、
特に禁止にはしていないのでペットを連れてきても大丈夫 との回答をいただけました。
ゲージなどにも特に入れる必要はないそうです。
ですので、放し飼いにしない、リードを短めに設定する、フンは持ち帰るなど、最低限のマナーを守れば、ペットと一緒に巾着田散策を楽しめます!
周りの目を気にすることなく堂々とペットを連れていけるのは、気持ち的にも良いですね。
ちなみに、他にも質問がございましたら、以下の連絡先に電話をすると親切に教えていただけますよ。
■日高市役所産業振興課
TEL:042-989-2111
では公園内で守るべき、一般的な犬のマナーについて見ていきたいと思います。
犬が公園で守るべきマナー
飼い主も、来場客も双方に巾着田散策が楽しめるよう、一般的な犬のマナーをご紹介します。
放し飼いをしない
リードは必ずつけ、リードの長さも周りの客に迷惑をかけない長さに調整しましょう。
拾い食いをさせない
公園内には何が落ちているかわかりません。可愛いわんちゃんを守るためにも、口に運ぶものを注意してみるようにしましょう。
飼い主は地面に変なものが落ちていないかどうかを常にチェックするようにし、事前に拾い食いのしつけを行っておくと安心ですね。
他の犬との遭遇に注意
残念なことに、犬の中でも他の犬に危害を加える犬が存在することも事実です。
公園内には様々な犬が色々な方面から集まりますので、トラブルになりそうな犬とは距離をおくようにしましょう。
フンや抜け毛は持ち帰る
犬等ペットのフンやグルーミングの抜け毛は、責任を持って必ず持ち帰ってください。
飼い主同士のトラブルに注意
ペットの飼い主の中には、ルールを知らない人、ルールを知っているのに守ろうとしない人など様々です。
マナー違反の人に遭遇した場合は、注意をすると逆恨みをされることがあるので、基本的には関わらないようにしましょう。
度を超えてのマナー違反の場合は、入口にある管理事務所に相談をしに行きましょう。
犬の脱走に注意
いつもと違う環境に行くと、人も犬も気が緩んでしまい手元の注意力が散漫になることがあります。
その結果、ふとした気の緩みで犬の脱走を手助けしてしまうことにも繋がりますので、常にリードを持つ手には力を入れるようにしましょう。
多頭引きの散歩は要注意
複数の犬を同時に散歩させる「多頭引き」は、周りのお客様への迷惑にも繋がりますので、十分に注意しましょう。
歩道を自分達だけで占拠しないよう、また周りのお客様へ自分のペットが近づきすぎないよう、周りへの配慮を十分に行いましょう。
彼岸花には毒があるので犬には要注意
彼岸花で有名な巾着田ですが、気をつけないといけない点があります。
ヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、全草有毒(ぜんそうゆうどく)といい、植物のすべての部分に毒性物質が含まれています。
その中でも特に「鱗茎」という球根部分に強い毒性があることで知られています(触るだけでは無害です)。
ヒトに対する致死量は約10gと、一度に大量に摂取しない限りは死亡するような危険はありませんが、小さい動物にとっては球根一つでも十分な致死量になりかねません。
田んぼなどに咲く多くのヒガンバナは、野ネズミを毒性によって追い払う効果もあるようです。
彼岸花の毒にはリコリン、セキサニン、ガランタミンなどのアルカロイドを含有しており、口にすると嘔吐、下痢、心不全などを引き起こします。
最悪の場合、命に関わる可能性もあるので、散歩中に犬が誤って食べてしまわないように十分に注意する必要があります。
おわりに
巾着田の曼珠沙華公園は、毎年ペット連れの人達もたくさん訪れます。
きちんとマナーを守り、周囲への来場客もそうですが、愛するペットへも気を配り、事故の無いよう楽しい時間を過ごしてください。
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