彼岸花を巾着田で楽しむための見頃・アクセス・混雑について
日和田山(ひわださん)から眺めると巾着のように見えるからという理由で付けられた巾着田(きんちゃくだ)。
2017年9月に、天皇皇后両陛下が巾着田曼珠沙華公園を私的な旅行で訪れたことが地元では大変おめでたいニュースとなりました。
当日は両陛下を拝見することはできなかったのですが、両陛下もご興味をお持ちになったとのことで巾着田はさらに有名になりました。
普段はバーベキューやキャンプ、登山客の利用が目立つ巾着田ですが、曼珠沙華(彼岸花)の時期になると、全国から観光客が訪れます。
地元民の目線から、見頃を始めとし、混雑状況についてご紹介いたします。
彼岸花の巾着田での見頃について
毎年、彼岸花(曼珠沙華)の開花時期は9月中旬から10月上旬です。
(※天候により大きく前後します。)
彼岸花は気温が下がると成長を始めます。
台風による長雨などの影響で、8月中旬から下旬にかけて気温が低くなると開花時期が早まります。
逆に今年のように、9月上旬になってからも残暑が続くようですと、曼珠沙華の開花は遅くなる傾向があります。
開花時期は天候に大きく左右されるため一概にはいえませんが、「彼岸花」と読んで字のごとく、例年秋のお彼岸期間中に見頃を迎えることが多いです。
なお、球根から芽が伸びてくれば、大体1週間程度で深紅の花が咲き、咲いた個々の花は5日程度美しさを保ちます。
巾着田では一面に彼岸花を見ることができ、圧巻の景色です。
深紅の花がとても写真映えしますし、訪れる人々は多くの方がカメラを手に観察しています。
彼岸花を見に巾着田へ行く時のアクセス方法
巾着田へ訪れる際のアクセス方法をご紹介します。
巾着田の住所は下記です。
〒350-1251埼玉県日高市高麗本郷55
電車でのアクセス方法
●西武池袋線「高麗駅(読み:こまえき)」下車 徒歩約15分
●JR川越線・八高線「高麗川駅(読み:こまがわえき)」下車 徒歩約40分
※JR川越線を利用する場合はJR高麗川駅から約40分歩かなくてはいけないので、JRから西武線に乗り換えることをお勧めします。
乗換方法についてですが、高麗川駅で八高線に乗り換え(一部八王子行き直通電車があります)、東飯能(ひがしはんのう)駅で下車し、同駅で西武池袋線に乗り換えて、高麗駅で下車すると歩く距離を短縮できます。
また高麗川駅からはバスも出ておりますので、バスのご利用もおすすめします。
詳しくは下記「バスでのアクセス方法」をご覧下さい。
バスでのアクセス方法
バスをご利用の場合はさらに歩く距離が短縮できます。
●JR川越線・八高線「高麗川駅」から国際興業バス、「高麗駅経由飯能駅行」に乗り「巾着田」下車 徒歩3分
→バスの時刻表はこちら
●西武池袋線「飯能駅」から国際興業バス、「こまニュータウン循環高麗川駅行」に乗り、「巾着田」下車 徒歩約3分
→バスの時刻表はこちら
バスの場合は、本数が少ないですので、事前に調べてから利用することを強くおすすめします。
車でのアクセス方法
<最寄りの高速インターチェンジ>
●関越自動車道「鶴ヶ島」インターチェンジから14km
●圏央道「圏央鶴ヶ島」インターチェンジから11km
●圏央道「狭山日高」インターチェンジから8km
<巾着田の駐車場>
二輪車:100円
普通車:500円
バス:3000円(大型バスについては巾着田管理事務所にて予約が必要です。)
※障害者の方は無料ですので、管理事務所へお立ち寄りください。
こちら記載はしましたが、車でのアクセスはおすすめしません。
理由は後述しますが、曼珠沙華時期は周辺道路が大変混雑します。
巾着田で彼岸花を見るには混雑必至
巾着田には、曼珠沙華開花期間中だけで約30万人の人が訪れます。
そして期間中は周辺道路が大混雑します。
駐車場待ちの車の列が延々と続き、それらの車が数珠つなぎとなって、地元では毎年おなじみの大渋滞となっています。
また近くには入間の三井アウトレットモールやコストコなどもあり、混雑要因がたくさんあります。
もしどうしても車で行かれる方は、朝一番に行かれることをおすすめします。
おわりに
大渋滞はありますが、巾着田公園自体、昔と比べてすごくキレイになっていますし、道路も歩きやすいです。
広大な土地に広がる彼岸花は圧巻ですので、ぜひ訪れてみてください!
コメントフォーム