初詣に行く時期、おすすめの時間帯、お参りする順番について
お正月の風物詩である初詣。
常に人でごった返している初詣は、人ごみが苦手な人にとっては億劫な行事かもしれません。
参拝する時期を少しずらすだけで、人ごみから解放されることもありますので、初詣に行く時期やおすすめの時間帯、初詣に行った際にお参りする順番についてこちらでご紹介したいと思います。
初詣に行く時期は?
初詣とは、年が明けて初めてお参りすることです。
いつまでに初詣に行けば良いという、厳密な決まりはありません。
決まりはありませんが、松の内に行くのが、おおよその目安となっております。
松の内とは、年神様という神様が滞在しているとされるお正月の期間のことを指します。
一般的に、お正月飾りや門松などを飾っている期間のことです。
お正月に行う行事は、だいたいこの期間に行われることが多いです。
地方によって、この期間は異なり、関東では1月7日まで、関西では1月15日までが松の内とされています。
また20日までを松の内としている地域もあります。
住んでいる地域によって決めるのもありですね!
ただ、決まりではないので、この期間に行けなかったとしても、お参りすることに意義があるので、神社に足を運ぶことは良いと思います。
初詣に行く時間帯は?
年明け直後に初詣に行く人が多いので、日付が変わる深夜はすごく混みます。
神社によっては参拝するだけで、1時間以上は軽く待つ場合も。
寒い中、長時間待つのは地獄ですので、なるべく空いている時間に行きたいですね。
では、空いている時間帯とはいつでしょうか。
だいたい6時~8時頃が空いていると言われています。
というのも、元旦の朝は、初日の出を見るために出かけている方が多いのと、お雑煮やおせち料理などの朝食の準備に取り掛かっている方が多いからです。
また31日の夜からカウントダウンを過ごしている方は、そろそろ眠くなってくる頃ですので、撤退する人も多いです。
なので、1日の6時~8時は穴場だと思われます♪
初詣での順番は?
意外と知らない、初詣の正しい参拝の仕方。
神社の鳥居をくぐるところから、神様へのご挨拶が始まっているのはご存知ですか。
まず、鳥居の左右どちらかの柱に寄り、柱の前で一礼をし、そのまま左右どちらかに寄って、鳥居をくぐります。
これは、鳥居の中央は神様の通る道とされている為です。
次に手水舎(てみずしゃ)で、身を清めます。
身を清めると言っても、全身に水を浴びるわけではありません。
●右手に柄杓(ひしゃく)を持ち、水をすくい左手を洗います。
●柄杓を左手に持ち替え、右手を洗います。
●再度柄杓を右手に持ち、左手を器のようにし、左手に水を注ぎます。注いだ水を少量口に含み、口をすすぎます。
●口についた左手を洗います。
●最後に、柄杓に水が入った状態で、柄杓の柄(え)を少しずつ下げ柄杓を縦にしていきます。柄杓の水が、柄を伝い、手で持っていた部分が洗われたら、柄杓を戻し終了です。
次に参拝に行きます。
お賽銭にお賽銭を納め、鈴を鳴らします。
ここでのお賽銭は、神様にお願いごとをする為のお金ではなく、神様へ感謝の気持ちを表すものです。金額の決まりはありません。
また鳴らす鈴は、邪気を払って神様を呼び出す意味がある為、控えめにではなくしっかり音を鳴らしましょう。
その後、背筋を正し、二度お辞儀(拝)をします。
そして二回手を打ち、最後にもう一度拝をします。
以上が二礼二拍手一礼です。
参拝後は、また鳥居の端を歩いてくぐり出ます。
そして鳥居の前で振り返り、一礼をしてから神社から出ます。
まとめ
いかがでしたか?
お参り一つ、礼儀正しく行うだけで、気持ちが清められた気分になります。
年はじめの挨拶でもある初詣。
また1年よろしくお願いします という、気持ちを込め、神様にご挨拶をしてみましょう。
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