梅雨の臭い原因と同僚へ職場での伝え方について

梅雨のジメジメの中、口には出せないけど職場で服から悪臭を放つ同僚っていませんか?
仲が良い距離感なら「ちょっと、あなた最近服から臭いが出てるよ」と教えられるかもしれませんが、それほど仲が良くない場合は何て伝えて良いか困りますよね。
陰で悪口言われるのも可哀想だし、何とか伝えてあげたいけどどのように伝えたら良いかお困りのあなたへ、私が実践した内容をお伝えします。
梅雨の臭いの原因
梅雨になるとジメジメとした天気の中、独特な悪臭を放つことってありませんか?
特にバスタオルなど、厚手生地の洗濯物が完全に乾かない時に、強烈な生乾き臭が発生します。
この臭いはなぜ発生するのでしょうか?
梅雨の洗濯物が臭う原因は「菌」の繁殖によるものです。
洗剤商品も扱う花王が、2011年に臭いの原因菌は「モラクセラ菌」と特定し発表しました。
最近では洗濯王子こと中村祐一さんがよくメディアなどで伝えているので、知っている方も多くなっているかもしれませんね。
「モラクセラ菌」とは?
この菌は、健康な状態では無害ですが免疫力の低下している状態では感染し、発病することがある日和見菌です。 一般家庭のさまざまな場所に存在していて、危険はありません。ただ問題なのは、その悪臭。 モラクセラ菌自体には臭いがなく、衣類に付着したたんぱく質などを食べて出したフンが悪臭を放つのです。
また、モラクセラ菌は湿気を好むようなので、洗濯物はまさにモラクセラ菌の楽園なんです。
恐ろしいですね。
同僚が臭い職場でお困りの方
以前私の職場で、同じフロアで働く同僚が凄まじい悪臭を放っておりました。
特に梅雨から夏の終わりにかけてが最強で最恐でした(*_*)
一人暮らしの男性で恐らく自分では気づいていない様子でした。
話の流れから判明したことですが、夏の突然のスコールで雨に濡れた洗濯物を家に取り込んで、完全に乾かないまま次の日に着てくることを繰り返しているのが原因でした。
遠回しに、漂白剤や酵素への浸け置きについての話をしたりしましたが、自分の匂いについては自覚されておりませんでした。
やはり匂いを放つとなると、周りの人からも陰口の対象となります。
それだけではなく、会社への来客がある時や、客先に訪問する際、悪い臭いを放つことは会社のマイナスイメージに繋がりかねません。
やはり本人に自覚してもらうことが1番なのです。
同僚へ臭いの伝え方について
では角が立たないよう相手へ伝える方法はあるのでしょうか。
一番は、その相手の上司に伝えて、個人のみ呼び出して伝えてもらうことです。
本人も最小限の恥で済みます。
ただ、その相手の上司との関係性にもよりますので実際は難しくもあります。
一番あってはならないのは、周りの人が陰で話している内容を本人に聞かれてしまうこと。
言った方も聞いた方もバツの悪さを感じてしまい、後の社内人間関係にヒビが入りかねません。
実際に私が行った方法は、社内の掲示板に掲示物を作りました。
どのような種類のものかと言うと、梅雨時期は肌トラブルを起こしやすいため、肌も衣服も清潔に保ちましょうといった内容の掲示物です。
ちゃっかり、「モラクセラ菌」についても書いて、皆が見る掲示板に張り出し、全員へ向けたメッセージという形にしました。
結果は、功を奏しました。
それから1週間後くらいで、あれほど臭いを放っていた悪臭が全く無くなり、快適な社内環境が戻りました。
傷つけずに気づかせるのは難しいことだけれど、着眼点を少し変えるだけでできることもあるのだと思いました。
まとめ
自覚のない人に自覚してもらう第一歩が大変ですが、一歩踏み出したあとの流れは早いように感じました。
同じように悩みを抱える方はたくさんいらっしゃると思います。
同じ社内の同僚のため、傷つけずに気づかせてあげるよう、促せるのが一番良いですね。
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